矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Daily column

9 12
2019
アジアでの撮影&独り言「アジアITSイブイブイブ」日本編⑬
アジアのITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)は欧米の後を5年遅れて付いてくるとおもったら大間違い。アジアには、欧米の国々のような自動車文化は根付いておらず、でもだからこそ欧米を見ていては見えてこない何かがあるような気がする。アジアのITSは前夜の前夜のそのまた前夜くらい。「アジアITSイブイブイブ」です。 今回のアジアは日本。京急オープンイノベーションデイで見た、東京・品川の未来と、MaaSに向かう若手ビジネスマンの熱気です。筆者は2019年8月、品川で開催された「KEIKYU OPEN INNOVATION DAY 2019」(http://openinnovation.keikyu.co.jp/innovationday/)に参加しました。 もともとMaaSは、クルマを保有するのではなくシェアするというビジネスモデルにおいて認知度を上げてきました。いわゆる自動車産業の未来が「モノ(製造)→コト(サービス)」移行するという予測です。しかし、ここにきて自動車でなく、鉄道を中心に多様なモビリティサービスを統合化する動きが出てきています。京浜急行電鉄も富士通のようなIT企業、JALのようなモビリティ企業、サムライインキュベートのようなベンチャーキャピタル、MaaS Tech Japanのようなコンサルティングを巻き込みながらMaaS事業を推進させている模様。自動車ばかりがMaaSではないのです。 特に「国道15号・品川駅西口駅前広場の将来の姿」というプレゼン資料の図(写真あり)をみると、京浜急行電鉄がかかげたMaaSの姿を想像することができます。パネルディスカッションでの講師の言葉のひとつに、「渋谷はITの聖地と呼ばれるようになったが、品川はモビリティの聖地と呼ばれるようにしたい」というものがありましたが、なるほど、そういうことなのでしょう。品川がシンガポールや、中国・雄安新区などと並ぶアジアのモビリティ聖地になる日が待ち遠しいものです。(森健一郎)

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