矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Daily column

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【IT×医療】 2030年以降は量子コンピュータが医療で活躍!?
矢野経済研究所 ICT・金融ユニットでは、研究員がリレー形式でコラムを執筆しています。 今年度のコラムのテーマは「IT×○○」です。「IT×金融」のFinTechをはじめ、多くの「IT×○○」が誕生しています。 研究員が、今まで耳にしたなかで面白かった「IT×○○」や、あったら面白そうな「IT×○○」について綴ります。 12人目の投稿者は、InsurTechや量子コンピュータなどをみている山口です。 ____ 「IT×介護(前回のコラム)」は直近の話であったため、次は20年、30年先の話をしてみよう。 ※前回のコラムはこちらよりご覧いただけます ​ https://www.yanoict.com/daily/show/id/719 医療は弊社でも「医療ICT市場」に関するレポートを発刊しているように、さまざまなICTが入っており、国としても医療ICTの推進を積極的に推し進めている状況にある。はてさて、筆者は2020年8月に量子コンピュータ市場について調査レポートを発刊したが、その中でも医療分野での活用を取り上げている。同レポートでは量子コンピュータの各分野での活用度合いについて、2050年までのロードマップを描いたが、ある種、ドラえもんの世界である。 「量子デバイスの内臓細胞による自動治療」「生体ナノ量子センサを用いて細胞のスクリーニングや細胞の品質管理による再生医療の効率化」「量子スマートセルなどによる各種疾患の超早期診断」などの取組みが出てくるのではないかとされる。単なる妄想ではなく、実現する可能性の高い将来像である。 こうした取組みは、残念ながらスーパーコンピュータなどをはじめとした従来型の技術では難しく、実現するのは2030年以降とされる。とはいえ、娘が成人式を迎えるころには、上記のような世界が我々の目に見える形で表出してくることだろう。そう考えると意外と近いともいえる。 私の見ているInsurTechの領域でも、今は付帯サービスに健康増進や重症化予防などを付けているものの、将来的には上記のようなサービスが付帯された全く新しい保険が登場していることは間違いない。その意味でも数年先の市場規模に留まらず、10年、20年、30年先にどんな保険商品が登場しているのか、妄想する時間を確保することも必要なのかもしれない(山口泰裕)。 ※画像はイメージです

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2020-2021 XR(VR/AR/MR)360°動画市場総覧
XR(VR、AR及びMRの総称)市場は着実な成長を遂げており、スタンドアローン型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)である(米)Oculusの「OculusGo」が世界的にヒットし、その上位モデル「OculusQuest」が6軸をサポートした結果、ハードウェア及びコンテンツ市場に於いて更に裾野を広げる形となった。一方で(米)GoogleのVRプラットフォーム「DayDream」が収束したのを皮切りにスマートフォンを活用したVRプラットフォームは終焉に向かう形となるなど、ハードウェアプラットフォームの安定化と市場拡大には暫く時間が掛かる見通しである。また、世界中を混乱に陥れたCOVID-19と米中摩擦はXR市場にも大きな影響を及ぼしており、既存の社会環境のあり方が問われる一方で、オンライン上でのサービスに注目が集まり、それに伴ってXRの需要も拡大し始めている。更に世界各国で5G(第5世代携帯電話サービス)の商用サービスが開始され、XRに於いてもコンテンツ配信やビジネス分野、中継、映像制作の場で活用される機会が急速に増加する見通しである。 本年度版は参入企業やサービスの枠組みが大きく変貌する中、内容を一度リセットしながら制作していく方針である。

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