矢野経済研究所 ICT・金融ユニット

Daily column

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2018
アジアでの撮影&独り言「アジアITSイブイブイブ」日本編⑨
アジアのITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)は欧米の後を5年遅れて付いてくるとおもったら大間違い。アジアには、欧米の国々のような自動車文化は根付いておらず、でもだからこそ欧米を見ていては見えてこない何かがあるような気がする。アジアのITSは前夜の前夜のそのまた前夜くらい。「アジアITSイブイブイブ」です。 今回のアジアは日本です。パナソニックは10月30日に始まった創業100周年記念イベントで、自動運転機能を備えたEVのコンセプト車両「スペイシー(SPACe_C)」を披露しました(写真)。スペイシーは上下に分かれる構造。下部にはパナソニック製のモーターなどを搭載し、上部のキャビン部分は移動式の英会話教室や診療所、店舗、広告表示などとしても使えるのが特長。 説明ビデオは「ある島に100台のスペイシーがあったら・・」というものでした。AM6:00スペイシーが急坂を上ると校長が乗る。次にAM7:00に子供たち10人が乗り、学校到着までの間にバイリンガル講義。AM9:00になると主婦が乗り込み婦人会議。別のスペイシーは出張タコ焼き店舗。音声合成を使ってのインバウンド観光客おもてなしカーにも。島に100台のスペイシーがあれば島が大きく変わるというものでした。 これまでは「サービスを受けに人が出向く」が常識でしたが、スペイシーでは「サービスが人の方に移動してくる」というわけです。過疎地における高齢者向けサービスや、急な坂道の多い地域でのサービスが考えられている模様。 ちなみにスペイシーとは「地域と共に生き、地域に愛される」という意味だそうです。なるほどトヨタのeパレット的コンセプトではありますが、写真のように可愛いデザインにしてあります。世界最速で超高齢化社会に突入する日本向けのコンセプトだと思いました。が、「中国市場を考えている」との噂もあり・・・。(森 健一郎)
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2018
【目に見えない我が家のコンシェルジュ-CASPAR】
皆さまには、日々生活する中で習慣となっていることはありますか? 朝起きたらまずカーテンを開ける、寝る30分前から照明を暗くする、など言われてみれば当たり前のように行動していることがあるのではないでしょうか。 スマートホームAI「CASPAR(キャスパー)」は、このような居住者の習慣を学習し、家を居住者好みにコントロールできるソリューションです。つまり、朝起きてカーテンを開ける生活を毎日送っていたら、朝起きると同時にカーテンが自動で開くようになるのです。 こういった仕組みは、どのようにして可能になるのでしょうか。 CASPAR搭載の住居内には、スマートスピーカー、6in1センサー(振動、動き、紫外線、温度、湿度、照度)、ビジュアルセンサーの3機能を集約した「スーパーセンサー」が設置されています。スーパーセンサーから0.05秒ごとにセンシングデータを収集し、それをディープラーニングすることで、居住者の行動・習慣・嗜好を把握し、照明・カーテン・エアコン等を自動制御するのです。 CASPARは、米国のBrain of Things Inc.が開発したソリューションで、アクセルラボ社が日本向け正規販売代理店となっています。日本では、2018年4月にCASPARを搭載したマンションが分譲開始されており、今後は皆さまの家にもCASPARが搭載されていくかもしれません。外壁やインテリアなどで家を自分好みにするのが主流でしたが、家の内部までカスタマイズできるとなると、更なるクオリティーオブライフの向上に繋がっていきそうです。(星 裕樹)

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